フォイヤーシュタインラーニングセンター,発達障害や知的障害の不安をお持ちの方も。四谷にある個別指導塾「よむかくはじく」

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フォイヤーシュタインラーニングセンター

まる一年ちかくブログの更新が滞ってしまったことをお詫びします。

 これまでこちらのブログ上に、生徒さんたちへの指導実践の中で気づかされたこと、指導以外の活動のこと、学校情報など教育に関わる様々な情報、、とご報告してまいりました。

 昨年2012年中に、ある本に出会いました。こちらです。

「このままでいい」なんていわないで!
(原題 Don’t Accept As I Am)
ルーヴェン・フォイヤーシュタイン、ヤーコブ・ランド共著

 この本を読み進めていくにつれ、本の中で紹介されている教授法と評価法(学習者の能力を評価する方法)とをもっと良く知らねばと思わされたのです。

 簡単に紹介しますと、1970年代にイスラエルでルーベン・フォイヤーシュタインという教育者/研究者たちのグループによってIEという教授法とLPADという評価法が理論化されました。

 具体的には、IE−ⅠからIE-Ⅲという3つの段階にわかれて構成された教材を使います。教材は単独で使われるものではなく、必ず教授法ワークショップを受講した指導者によって教えらえる事が義務づけられています。

 すでに、アメリカ、イギリス、ブラジルなどにおいては、教育機関でもこのIEがとりいれられています。キーワードは“認知機能”と“変容(の可能性)”です。

 より詳しくはこちらの情報源をチェックなさってみてください。
 

FLC
IEのご紹介

 2004年から、ここ日本においてはNPO法人フォイヤーシュタインラーニングセンター(FLC)が中心となって、教授法のワークショップが行われてきました。FLCの方々がIEを日本において広めていく事に尽力し続けてくださったからこそ、遅ればせながら私どもも「このままでいいなんていわないで」と出会えました。

 読んでみてIEに興味を持ちまして、関東エリアで開催されたIE-ⅠとIE-Ⅱのワークショップと関西神戸にてイスラエルより講師を招いて行われた触覚を用いた教材のワークショップも受講した次第です。

 あれよあれよという間に半年が過ぎ、一年が過ぎ、、2013年もそろそろ初夏です。 引き続き私どもはIEの指導スキルを養ってまいります。お気軽にお問い合わせくださいませ。