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認知機能 「システマチックな探索」 インプット段階,発達障害や知的障害の不安をお持ちの方も。新宿四谷にある個別指導塾「よむかくはじく」

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認知機能 「システマチックな探索」 インプット段階

フォイヤーシュタインのF-IEプログラム教材の指導では、学習活動に必須の認知機能をあげたリストについて学びます。

「それぞれの教材とこの認知機能のリストがどのように関係しているか?」「そもそもこの機能はどういうものか?」といったことを指導者仲間で行っているIE勉強会で議論していく予定です。生徒さんへの指導で得られた具体例を交えて考え直せたらとおもいます。

6月10日の勉強会では、リストの中から「システマチックな探索」を選びました。

システマチックな探索、又は、システマチック・サーチなどと呼ばれるこの活動は、3つある段階「インプット」「情報処理・精緻化」「アウトプット」のうち「インプット段階」に入ります。

IE教材に取り組んでもらうと、中には、戦略を使うという発想自体がない子がいる事に気づかされます。「うまくやるにはこうすると良いよ」と戦略を教えます。

すると、戦略を使って達成できた!という経験になります。

簡単な課題、一度やったことのある課題→やる

ぱっと見難しそうに見えた課題、初見の課題→やらない、できない

という反応を示すお子さんもよくいます。背景には、戦略を考えるという発想が乏しい可能性があります。

戦略や計画を立てるためには、、

・課題の全体像にフォーカスができる
・物事を分析的に考えられる
・衝動性をコントロールできる

といった要素が関わっているでしょう。

課題の一部分だけに意識を向けてしまい、全体には矛盾があっても気がつけない。これが、全体像のフォーカスができない。そして、分析もできていない、という状態です。ちなみに、分析するためにはある程度の言語能力が必要になります。たとえ、課題は非言語的なもの(図形など)であっても、複雑になればなるほど言語を使って論理的に理解していくのが効率が良いです。

パッと思いついたやり方を、計画を立ててからあたるというやり方よりも優先してしまう。これが、衝動性をコントロールできていない状態です。

上では、「分析できる」としましたが、認知機能のインプット段階に入っている「二つ以上の情報を同時に扱える」とも近いかも。

というのが浮かび上がってきました。

意見交換を通して、認知機能がそれぞれ関係しているのでは?という点も探っていきたいです。