作文のコツその2〜うけとめて〜,発達障害や知的障害の不安をお持ちの方も。四谷にある個別指導塾「よむかくはじく」

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作文のコツその2〜うけとめて〜

自分の力で書けたら,それ自体すごいですよ.
「書けたね!」と声をかけてあげてください.

そして,書いた内容をみてあげますが..

とにかく,慎重に!

簡単につぎの2点に注意してあげるといいと思います.

1.細かい字面(じづら)のミスを指摘しないで.

内容と,何の関係もありません.

そして何より,これが原因で書きたくなくなる人は多いのではないでしょうか.

もしも,本人が自分で書き間違いや誤字脱字に気づいて直したがったら,直せばよいだけのこと.

実際,こちらが気にしないでいると,自分から細かいミスを見つけて直していこうとするような生徒さんが多いです.

2.本音がどこに書かれているか見てあげて.

子どもも大人のように本音もあれば,体面を気にして「うそ」もつくんです.読みて(教師や親など)から見て模範的な内容を書こうとするものです.

無理をして,読みてが喜びそうなことを書いているような時は要注意です.

例えば,

「○○○○をさぼらずにがんばりました.」

「○○○○するのはよくないと思います.」

確かに.その通り.

でもちょっと待って.
本音をさがしてあげてください.

本音は,決してポジティブなものであるとは限りません.

「がんばって,こうありたい自分」や「こう見せたい自分」のそばで

素(す)の自分が見えかくれしているはず.

最も「素の自分」の出ている記述にたいして,コメントをします.

「素の自分をいつわらずに書けたこと」こそを評価すべきです.

たとえるなら,お化粧していない素顔をほめられた時のうれしさでしょうか.(もちろん,どちらにしろ,ほめられるとうれしいものですが..!)