先月,このブログに
にて発達障害が特集されていました!”
と書かせてもらいましたが,
ビッグイシューでは毎号ペースで自閉症当事者の方によるコーナーも読むことができます!(2010年7月19日時点)
「当事者によるエッセイが読もうと思えば読める今日,ぜひ手にとって読んでもらいたい」と,ある発達障害の専門家はがいわれてました.
当事者によって書かかれたものの中でも有名な本がこちらです.
この本を読んでみて,個人的に興味ぶかかったところは一番後ろの訳者によるあとがきでした.
筆者で自閉症当事者のドナが出版者やインタビュアーと接触する場面で,ドナ本人も相手も十分に注意をはらいながらコミュニケーションをとらねばならなかった(例えば,初めて顔合わせをする際の場所へのこだわり)という様子がよく伝わってきました.
自閉症はひとつの文化なのだ,とよく言われます.
本人によって語られた自分の文化という点に留意しつつ読んでいくと良さそうです.