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WISC-Ⅳがはかるもの WMIワーキングメモリー,発達障害や知的障害の不安をお持ちの方も。新宿四谷にある個別指導塾「よむかくはじく」

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WISC-Ⅳがはかるもの WMIワーキングメモリー

WISC-Ⅳの下位検査は10の基本検査(かならず実施するとよい、とされているもの)と、5の補助検査からなっています。

 もし、何かやむにやまれぬ理由があった場合には、欠けてしまった基本検査の代わりとして補助検査で代用することができます。

 この基本検査は最終的には次の4つのグループに分類されます。

「VCI言語理解」
「PRI知覚推理」
「WMIワーキングメモリー」
「PSI処理速度」
という4種です。

 まずは大ワクから。これらの4つのグループをひとつずつとりあげてみます。「言語理解」とだけ聞くと、「語学力のこと?、それとも、読解力のことかも?」ちょっときいただけではわかりにくいと思われます。

比較的、「こういう能力のことかな…?」とイメージしやすいのは、「WMIワーキングメモリー」と「PSI処理速度」でしょうか。

「WMIワーキングメモリー」の下位検査は次の3つです。

・「数唱」
・「語音整列」
・(「算数」)

「算数」が( )に入っているのは、これが基本検査ではなく補助検査のためです。

メモリー(記憶)には2種があると考えられています。長期記憶(long-term memory)とこのワーキングメモリーです。長期記億とは、知識として記憶しているものと習慣的にする動作として記億しているものを指しています。 前者は例えば、「イタリアの首都はローマだ」というもの。後者は例えば、歯磨きを手順に従っておこなう、などになります。いちいち「あれ、歯磨きはどんな順番でやるんだったけ…?」とはならなくて済むのは、この長期記億の中に歯磨きという一連の動作が入っているからだと。

一方、ワーキングメモリーです。何かを記憶していくものかな?と想像できるかとおもいます。記憶力はダイレクトに学校での学習にもかかわっています。なかなか身近ですね。

また、コンピューターの用語でも「メモリー」とありますね。そこから連想すると、何かものを考えるときにちょっぴりの余白があるよりもたくさんのスペースがあった方が、おそらく、複雑な問題にも取り組みやすいと。

作業スペースは広い方が能率が良い。まさにこんなイメージ。与えられた情報を覚える時や、複雑な問題を考えるために必要な能力。というふうに、仮にとらえています。

こうやって改めて目を向けてみると、WISC-Ⅳではかられているのは学習活動全般で必要になってくるベースの能力なのですね。