ソーシャル・シンキング、実は言語の獲得・発達とも関わっています。
書く活動にも実は。
読み手という他者の立場に立ち、内容や構成を考える事ができるという意味です。確かにそうですね!
言葉が足りなかったり主語が抜けていたりすると、肝心な言いたいことが読み手には伝わりません。読み手にとって必要な情報を十分におさえている文章が、いわゆる読みやすい文章なのだと思います。
一方、話し言葉の世界ではどうなのでしょうか?
家庭生活では2歳程度の言語力でまかなえるのだそうです(驚き…)。
結局、友達と一緒に遊ぶ中で実は着々と言語力を獲得しているのですね。ですので、ごっこ遊びや友達のやりとりができないと、ひいては年齢相応の言語力が獲得できないままになってしまいます。
こちらが言語発達の目安です。
・初語 11ヶ月
・2語文 18ヶ月
・4-5語文 4歳までに
・4歳までに,会話の内容の文法上の誤りが目立たなくなる
・5歳までにて、に、を、は といった助詞がうまく使えるようになる
小学校へ入る前から意識的に子どもを観察する。保護者や子どもに関わる人すべてがそうしてあげるのが大事なのですね。