新しい物事に不安を抱きやすい、
いつもと同じが好き、
良くわからない不測の事態は不快…
などのように
初めてのものをやってもらうこと自体が難しい生徒さんに
新しい課題を与えなければならない…
そんなときは.
「1ヶ月くらい前からの事前の予告が効果的」
具体的には、
今日の授業でやることをカードに書く.
この時、やったことのあるものの中に新しいものを加えておく.
すると、だいたいやったことのあるものを選ぼうとする.
新しいもの、例えば「文章問題」「四字熟語」など.
「なにをやるの?」と内容を知りたがるので
使用する教材や問題を実際に見せてあげるとよい.
見せたからといって、本人が
「いい.今日はやらない」
などのように言えば、むりにやらせないようにする.
このように、1ヶ月くらい前から、
新しい課題をくりかえし見せておくことが大事.
つまり、事前の予告になる.
事前の予告があれば、
新しい課題を実際やる時に負担がすくなくなるようだ.