ご報告が遅れてしまい昨年のことになりますが、2013年11月9日にカナダ大使館にて開催されたカナダ留学フェアに行ってまいりました。
今回、多数の学校が参加する中で、ただ一つ、多様な生徒を受け入れている小規模のボーディングスクールの学校長にお話をうかがいました。
学校名は「Landmark East School」、ノバ・スコシア州にある学校です。こちらは、設立からおよそ30年、学習面に周囲との違いを持っている生徒達のための学校で世界各国から生徒を受け入れています。
生徒と指導者はなんと、、3:1!もちろん、「平均で3:1。例えば演劇のクラスは8名。これは多い方です。」とのこと。平均のクラスのサイズが、4名から8名なのだそう。学校長は、少人数の学校であることを強調されて、
「だから、わたしたちの生徒は(先生の目から)逃げる事ができないようになっています。」
「必要ならば、生徒は毎日、1対1でのチュートリアル(個別相談)を受けられます。」
と、言われました。当たり前の事ではありますが、なるほどと納得。生徒に教えるという事は「こうすれば必ずうまくいく」というものではありません。マニュアル化は難しいです。学校長の言葉から、こちらの学校では、先生方が1人1人の生徒に十分なエネルギーを注いでいる様子が想像できました。
こうした特筆すべき学校を知った良い機会となりました。ありがとうございました。また、私どものブログでは初の海外の学校情報となりました。今後も国内・海外に関わらず知り得た情報をお知らせしてまいります。